こんにちは。上島ひすいです。
昨日のカンブリア宮殿、皆さんはご覧になりましたでしょうか?
この放送をずっと楽しみにしておりました!
昨日放送のカンブリア宮殿では、
京都の八代目儀兵衛の橋本 隆志社長が出演されておりましたが、
京都の老舗のお米屋さんで、京都と銀座に米料亭も構えております。
そうです!
私たちが優秀賞をいただいたのは、
この八代目儀兵衛が主催しているお米番付2019というお米の品評会です!
テレビの取材が入ったのは今年に入ってからとの事だったので、
お米番付については取り上げられないだろうなと思っていたところ、
見事一瞬でしたが、移り込んでいました!!
「北海道」の「深川市」までしっかりマークしていただいております。
このお米番付2019の特徴は、機械を一切通さないと言うところ。
多くのお米の品評会はまず機械でたんぱく質の量をはかるなど、
お米を数値化して基準を満たしたお米が第二・第三審査に進出できるのですが、
一概に数値だけで美味しさをはかることはできません。
お米番付2019は、人が食べて甘くて美味しいと感じるお米が評価されます。
現に、たかしま農場のお米は有機肥料を使っているのでたんぱくが高く、
第一次審査で食味計を使った審査には不向きです。
しかしながら、こうやってたかしま農場のお米を食べて美味しいと評価して下さる方々がおり、本当に嬉しく思います。
橋本社長は生産者に寄り添い、またお米の美味しさ楽しさを食育や米料亭、お米のギフトなど様々な側面から、
日本、さらには世界の皆さまに伝え、私ではうまく言えませんが、大変素晴らしい方です。
私はお米もパンも麺も好きですが、なぜお米離れが進んでいるのだろうと考えた時に、
お米が美味しければ人は食べるのではないかと思いました。
現に、私は今までお米が美味しいと思った事がなかったので(ごめんなさい)、
まだ米農家を継ぐ前(結婚する前)に、夫の実家のお米を食べた時は衝撃的でした。
生産者が自分で自分のお米を美味しいと言うのはそれはそうなんですが、
どこか説得力がなくて、誰かに届いて、食べて貰えて、
美味しいと言ってもらえてはじめてお米が届いていると言える気がします。
どんなに美味しいお米を作っていても、
そのお米を知って食べてもらえなければ悲しくもそれはないものと同じ。
お米って美味しいものなんだなと思ってもらえるような栽培の工夫に加え、
伝える努力も大切なのだと感じています。
またお知らせになりますが、
たかしま農場の受賞したお米を5月8〜10日に米料亭で提供していただけます。
お時間のある方は是非食べに行って下さい!
その時期は田植え前でとても忙しい時期ではありますが、
こんな機会は滅多にないので私も食べに行く予定です!
米料亭には、お米番付受賞者の顔がズラリ。
提供の日が近づいてきたら、またお知らせ致します。
これからも安心・安全はもちろん、甘くて美味しいお米を、
天候に左右されない栽培技術を、持続可能な農業を模索していこうと思います。
今年は最優秀賞目指して頑張ります!
(くやしいー!)