2020年12月30日

年末のご挨拶

北海道深川市では大粒の雪が深々と降り注いでいます。

 

本日、今年度最後となるお客様へのお米の発送作業が無事に終わり、作業所の雑穀調整作業も年内分は終了となります。

 

田んぼにいるより忙しいのではないかと思う師走。

 

今年の良かったところを同時進行で振り返りながら、来年に向けた新規事業プランの立案を進めております。

 

 

今年1年を振り返ると、寂しいニュースばかりでしたよね。

 

会議やイベント、勉強会の類いはほぼ中止。人と会う機会の少ない1年となりました。

 

それとは逆に農業分野において、『子年に不作なし』の謳い文句で始まったこの一年、とにかく天候に恵まれました。

 

天候が良い=日照時間が長いということですね。

 

日照時間が長いということは、作物にとっても健康的に過ごすことが出来る(あまり気温が高くなり過ぎては良くないですが)ということになります。

 

しかしそうなると、カメムシ等による虫の被害が多くなる傾向にあります。

 

そうした観点から、昨年までの反省を踏まえ新たな取り組みを行ったことで、農薬を使用しない田んぼで顕著に見られた虫の被害は軽減しました。

 

1年というリードタイムの長い農業分野では、試行錯誤で得られる結果が少ないということはよくあります。

 

その為、仮説検証回数が多ければ多い程、失敗の確率は少なくなると思っています(そもそも基本的に1年で評価せず3ヶ月スパンで判断しどんどん手を打ちますが)。

 

また田んぼひとつひとつのお米の味はそれぞれ違う為、毎年全てのお米を食べて研究します。

 

来年は更なる飛躍を誓って、たかしま農場は挑戦し続けます。

 

 

今後とも宜しくお願いいたします。

 

上島 一也

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