はじまして。上島一也です。
昨日、有機栽培の勉強会で東川に行って来ました。
講師は日本有機農業普及協会の理事長、小祝政明先生。
参加者は50名前後で、お米と野菜の生産者が多かったので二つの作物に焦点を当てた内容となっていました。
講義の黒板を写真に撮りました。
こうしてみると、本当に農業の勉強会?と、思うほど元素記号と横文字が飛び交います。
有機栽培と聞くと、少しハードルが高く感じますが、基本的には有機も慣行栽培も一緒です。
植物生理と土作りを理解する事が重要と感じました。
特に印象的だったのは、夜の温度が低いと植物は呼吸量を抑えるという点。
呼吸量が少なくなると、その分の炭水化物の消費量を抑えられるので、私たちの食べる実の部分に栄養を送られているとのことでした。
自分たちの地域が持つメリットを最大限に活かすためには、植物のことを理解する事が重要です。
その為には基本的な知識が肝心。
ある意味、農業は知的産業なんだなと感じた勉強会でした。